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北陸新幹線の敦賀開業が2023年春に迫ってきました。計画では当初、敦賀開業後は「フリーゲージ・トレイン」が新幹線区間と並行在来線(現在の北陸線)で直通運転を行うことになっていましたが、開発の遅れや経済性の問題から開業に間に合わないことが確実です。このため、開業後は京阪神・中京方面と福井方面の往来は、すべて敦賀乗り換えになり、利便性が大きく低下します。

この状況を受けて福井県では昨年2018年8月27日、西川一誠知事が「国土交通省とJR西日本は、新幹線敦賀駅での乗り継ぎ特急の全便確保や大阪や名古屋方面からの特急乗り入れなどの実施を」との談話を発表しました。しかし、9月19日に行われたJR西日本の社長会見で、京阪神・名古屋発着の特急や新快速は敦賀以北の並行在来線に乗り入れないこと、フリーゲージ・トレインの導入についても改めて否定されました。

北陸新幹線の敦賀以南の工事については、工事着工自体が2032年以降で、京都までの工事完成はまだ遠い先の話です。このままでは関西・東海地方と福井県を歴史的に結んできた流れは敦賀を境に長く分断されることになります。利便性が低下すれば、その間の人、モノの流れが変わり、福井県内の子弟の進学、就職、そして地域経済に大きな影響が出ることは確実です。

そこで敦賀開業後も、JR西日本とJR東海の両社によって共同運行され、米原駅で東海道新幹線に接続することで東西の移動の利便性が確保できる特急列車「しらさぎ」号の存続を両社に強く求めます。主旨に賛同を寄せる人たちの熱い署名をここに集めます。

特急「しらさぎ」号の存続を求める会
会長 橋本国宏

署名用紙ダウンロードは こちら

3件のコメント

  1. 鉄道会社の経営に触るなら廃止でいいと思います
    存続が問題になる様な利用率や収益性を考えては如何ですか

    1. 残ったとしても米原ー敦賀だけでしょう。
      残したら政治的な問題で長浜にも停めないといけないのでノンストップにもできません。
      となると、米原、長浜、木ノ本、近江塩津、敦賀停車で6両くらいのスーパーリレー快速とかで充分になってしまうかもしれません。
      福井県第3セクター会社の準備が先のような気がします。

  2. 社長会見で、京阪神・名古屋発着の特急や新快速は敦賀以北の並行在来線に乗り入れない

    廃止とは、言ってないのでは?

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